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「あなたは何歳ですか?」


 2012年5月16日、世界保健機関(WHO)は2011年の世界保健統計を発表しました。

それによると、日本人の平均寿命は83歳で193ヶ国中1位。日本人の平均寿命は男性が80歳で女性は86歳でした。

私は40歳後半ですからまだ 人生のほぼ半分が残っていることになります。そう考えると、長い人生まだまだできる事がありそうです。

語学力を身に付けるとか、資格や免許を取るとか、新しい何かにチャレンジするなど、何をしようかと考えると少しワクワクします。しかし一方で、実際は、仕事でストレスを溜めていたり、多忙過ぎて運動が出来ない等々、大切な身体と心に良いことをしてないので、平均寿命まで生きられるのかという心配もあります。

 人間は、今どんなに若く健康な人も、必ず年を重ねて、老年を迎えます。

 約三千年前に記された聖書の詩篇には「私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。」という言葉がありますが、医学が進歩した今日と比較しても、人間の平均寿命は、それほど変わっていないことが分かります。この言葉の後には、「自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください」という願いが続きます。これは、自分の命には限界があることを知り、一日一日を大切に、そして正しく生きるための知恵の心を求める言葉です。

 私たちの人生には必ずそれを閉じなければならないときが来ますし、この世にも終末の時がやって来ると聖書は教えています。このことを正しく認識することが「自分の日を正しく数える」ことだと思うのです。これを機会に聖書を学んでみませんか?


(2012年 通巻 56号)


 
 
 

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