「ありのままの姿見せるのよー」 最近はどこへ行っても、ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌である、「レット・イット・ゴー:ありのままで」を聞くことができます。先日スーパーでこの歌を歌っていた小学生がいて、帰ったら、映画を見ていない4歳の娘も歌えるようになりました!また、大人同士の会話の話題にもなっています。世界中の大ヒットです。その理由は、ただ曲が良いのではなく、「ありのままの姿を見せる」というテーマが私達の心に響くからだと思います。
この歌を歌う「エルサ」は、特別な魔法のわざを持っています。けれども、そのわざで、妹を傷付けてしまったので、もう使わない決心をし、努力します。けれども、その魔法が出来ることをどうしても無視できなくなったエルサはそれを開放し、この歌を歌います。
私達一人ひとりも、エルサに似ていると思います。一人ひとりに、個性、自分が得意なことがあります。けれども、その個性や得意な事に良い面がある一方、他の人々を傷つける力もあります。また、回りからその賜物を認めてもらわなければ、自分を疑い、最悪の場合、自分を嫌うことになります。その時、その悩みから解放され、自分らしく生きたいという思いは誰の心にもある希望です。
良い職場では、知恵のあるリーダーは一人ひとりの長所と短所を認め、訓練し、チームのために働くことができます。その場合、仕事には満足すると思いますが、人間はさらに深いレベルで、自分の姿を認めてもらいたいと思います。
イエス様の有名な言葉を紹介します。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」(マタイ11:28‐30)
ありのままの姿で、イエス様の下に来ることができます。どんなに重荷があっても、イエス様はあなたを受けいれ、優しくあなたを訓練し、安らぎのある生き方を教えてくださいます。いかがでしょうか。
(2014年 通巻156号)
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