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「なぜ人は働くか?」

最終更新: 2月9日

 この冊子を受け取った方、みなさんにそしてこの文章を書いている僕に今尋ねています。

 名誉のため? お金持ちになるため? 社会貢献のため? 多くの方はこの答えにNoを言うことでしょう。なぜって? まずは自分自身、あるいは愛する家族を養うために、今日この日を乗り切るために働いている方がほとんどだと僕は思うからです。


 こうしてメッセージを書いている僕は今、病気のため実際働くことができません。みなさんにこう伝えるのはとても恥ずかしい事に思われるし、社会から遠ざかっている気持ちにもなり、後ろめたくも感じます。しかし、ある牧師さんが人生には休むことも学ばなくてはならない、今はその時期なのだと。耐える時期なのだと。


 聖書には神さまは越えられない試練は与えないと書いてあります。また、忍耐と自分の周りへの感謝と愛情を持って、自分の今与えられている(手にしているもの)に満足し、心の平安を神に祈ることが大切とも書いてあります。神さまには私たち人間を遥かに越えたご計画があり、一人一人に特別なギフトを用意して下さっています。このことをいつも心の片隅に留めるようにしています。


 今僕は、食事をしっかり取り疎かにせず、自分の限界を知り、無理をせず、断ることを覚え、また以前は時間の無駄遣いと感じていたゆっくりと眠ることを覚えました。


 今回、僕は生きていく為の働くことができない中、確固たる希望を持って日々を送れています。それは神さまへの信頼が揺るぐことがないからです。神さまは僕に今は耐える時期とし、僕にもいつかは社会にとって役割を与えられる時が来ることを約束されると信じています。聖書にも、「主は、いつまでも見放してはおられない。主はたとえ悲しみを与えたとしても、その豊かな恵みによって、人をあわれまれる。主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。」(哀歌 3章31~33節)と書いてあります。ですから夢と希望を持ってこの苦難の時を耐えられるのです。神さまからの心の平安という恵みの先には、神さまからの次のリクエスト(役割)が待っているのですから。


(2020年 通巻386号)

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