いつも笑顔で前向な人・・そのような人、あなたの職場にもいませんか?そのような人がると職場の雰囲気も変わりますよね。今回は、前向きに状況を捉えることの大切さを考えてみたいと思います。
人はそれぞれ物事への捉え方が違います。簡単な例え話を・・ある国の靴メーカーの社員がアフリカのある国へ、靴の市場調査に行った時の話です。その社員は本社へ連絡しました。「誰も靴を履いていません。この国で靴を売ることは不可能です。」でも別の靴メーカーの社員は、市場調査をして本社にこう連絡しました。「すごいです。誰も靴を履いていません。新しい大市場を発見しました!」
マイナスの状況をそのままマイナスに捉えても、状況は何も変わりません。しかし、違った角度からポジティブに捉え直すと、新しい局面が見えてきます。それは、その人の人生や会社を大きく変えるものです。ちょっと極端な状況を想像してみましょう。あなたが失業してしまったら・・「明日からどうしよう」と頭を抱えるのではないでしょうか?でも「やった、明日から毎日自由な時間がとれるぞ・・、新しい仕事にチャレンジできるぞ!」と失業さえも前向きに捉えることもできるのです。
大ベストセラー「ハリー・ポッター」の原作者J・K・ローリングは失業し、更にシングルマザーなった状況でこう思います。「自由になった。そして自分には、前々からとっておいたアイデアがある。それに、古いタイプライターもある。再スタートを切るには絶好のチャンスだ。」そして、その後「ハリー・ポッターと賢者の石」を完成させるのです。
どんな時もポジティブに、そして大きな問題にぶつかっても新たな視点で物事を捉えてみてはいかがでしょうか?
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケⅠ 5:16〜18)
(2016年 通巻228号)
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