「マラソンを走る力」
- Masato Ujiie
- 2014年7月5日
- 読了時間: 2分
北国のランナーにとっては、いよいよ最高のシーズンを迎えています。
筆者もこよなく走ることを愛し楽しんでいますが、北海道のランナーであれば誰もが目標とし憧れる『北海道マラソン』の今年は、8月31日です。先日、参加申込みがありましたが、その日の午後には13,000名の定員参加者を超え応募が締め切られるほどの人気です。インターネットによる申込みが普及し、私のように受け付け当日の朝に郵便局で現金振込みをする人間は少数のようですが、これが一番確実だと思います。
さて、あの苦しいマラソン42.195kmの魅力はどこにあるのでしょうか・・・?多くのスポーツの中で、(人生の道のり)のような経験を学ぶからではないでしょうか。自己に課した練習によって強い筋力と精神力(忍耐力)を養いスタートに立ちます。最初から飛ばしても駄目、自分との戦いの中で淡々とペースを守った者に完走勝利(栄冠)が与えられるのです。
経験されたランナーもいらっしゃると思いますが、35km過ぎのあの苦しさの中で勇気を出してじっと忍耐していると身体(筋肉)が復活して来ます。また沿道の声援は何よりの励ましです。42.195kmを走り抜く力。そこには、ハッキリとしたスタート地点(何処から)があり、ハッキリとしたゴール(何処へ)があり完走(栄冠)の確信があるからです。
パウロというキリスト教の偉大なリーダーが自分の人生を振り返って、マラソンのようなレースに例えました。 『私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。』テモテⅡ4:7 パウロによると、人生の道のりを走るには三つのことが必要です。勇気と走るべきコースを知ること(すなわちゴールを知ること)と信仰です。
ビジネスライフや日常の生活の中にこの三つのことが大切だと、私は聖書から、またマラソンから教えられました。皆様は、職場の生活において、目指すべきゴールをご存知でしょうか。また、人生のゴールはご存知でしょうか。実りあるすばらしい人生のゴールを知るために、聖書を通して神様のことを学ぶことをお勧めいたします。
(2014年 通巻150号)
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