「ランニングマシンのこころ」
- Masato Ujiie
- 2016年4月2日
- 読了時間: 2分
東京マラソンが終わりオリンピック女子マラソン出場選考を兼ねた名古屋ウイメンズマラソンが開かれました。雪が少ないといわれた今冬の札幌でしたが、陸上スポーツマンにとって春の土の感触はとても待ち遠しいものですね。筆者もマラソン愛好家の一人で、今夏の第30回記念北海道マラソンの申し込み開始日をパソコンで確認し気合を入れています。冬の間は室内体育館でランニングマシンのお世話になっていますが、先日はマシンを初めて使う方が隣にいましたのでスタート方法、走行スピード設定方法等を教えてあげると間もなく走り始めました。しかし、ベルト速度に身体(脚)がついて行けずバラバラな走りになっていたので、お節介と思いましたが一言アドバイスしました・・〈自分の歩幅に重心を載せベルト速度に合わせて自分の脚力ばかりに頼らず頑張らないでベルト速度に身体と心を委ねるイメージで走ると楽ですよ〉・・と。自分でも随分偉そうなことを言ってしまったなあと後でチョッピリ恥ずかしくなりました。委ねると云う言葉は〈信用(信頼)してすっかり任せること〉と辞典に記されています。家庭・学校や職場では一般に、「任せる」という言葉を使い、あまり「委ねる」とは言わないかもしれません。でも、委ねることは、部分的な役割に限らず、相手に対する全面的な信頼を現すことばです。そういう意味で「委ねることができる存在」が与えられるなら、あなたは大きな安らぎを得ることができます。本当に信頼できる相手が居て自分を委ね喜びや悲しみを共にできるならばあなたの人生はどんなに幸いなことでしょうか。
聖書の神様は約束して下さいます。
『あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない』 詩篇55:22
「主」とは、どんなときにも真実で、約束を果たされる方です。あなたの悩みや問題も、この方に委ねてみませんか。
(2016年 通巻227号)
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