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「リーダーシップの重要性を教えるクリスマス」


今年は「リーダー」と「リーダーシップ」が多くの注目を集めました。実例は数多くありますが、アメリカの大統領選挙は特に世界中から注目を浴び、結局、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に決まった事は周知のところです。どのようなリーダーになるか明確ではありませんが、彼のリーダーシップが世界中に大きな影響を及ぼすことが期待される一方で、不安もない訳ではありません。皆様はこのようなことを通して、また日々の職場での生活を通して、リーダーシップの重要性を痛感なさっていることでしょう。実は、どの時代においてもリーダーシップは注目を集めるのです。

約2000年前にルカという医者が、初めてのクリスマスをリーダーシップの観点から語ろうとしました。ルカの福音書では、「そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。」(ルカ2:1)という言葉で、イエス様誕生の説明が始まります。皇帝アウグストは、ローマの内戦に勝った、とても強いリーダーで、「壮大な王」を意味する「カイザル・アウグスト」とローマ元老院に名付けられた人です。このような強いリーダーが存在する時代に、イエス様は貧しい馬小屋に生まれました。はた目には、とても王になるべき人が誕生する状況ではありませんでしたが、ルカは、王の町であるベツレヘムに、皇帝アウグストでさえ従うべき「主」として、また世界の「救い主」として、イエス様が生まれたことを大胆に語ったのです (ルカ2:11)。この事実は当時、あまりにも意外な内容でしたが、歴史を振り返って見ると、イエス様の存在は皇帝アウグストの存在よりはるかに勝っている事がわかります。

ローマの時代に限らず、聖書はイエス様が「平和の君」、「力ある神」として生まれ、永遠の王であると語っています(イザヤ9:6)。このクリスマスに、謙遜で平和を与えて下さる方であり、力ある救い主であるイエス様に出会いませんか。イエス様はあなたにとって、最善のリーダーとなるでしょう。ぜひ教会の新年の礼拝にお越しくださり、またHFB聖書研究サービスをご利用下さい。


(2016年 通巻259号)



 
 
 

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