朝、家を出る前に、鏡の前で自分の容姿を確かめる方は多いと思います。しかし、その直後に、御自分の容姿を忘れるとしたら困ったことになります。これは今日の聖書の言葉と関係があります。
聖書の言葉を紹介する前に、ご挨拶をさせていただきます。今週は、ホープ・フォー・ビジネスの活動が始まってから一周年です。毎週のパンフレットをお読みいただき、また、ご支援や励ましの声をいただき感謝いたします。パンフレットを書く私達は、書くたび、聖書の知恵が現代にあてはまることに感動しています。
1年が経って、学んできたことが、ご自分の生活にどのような影響を与えているか考えるにふさわしい時だと思います。次の聖書の言葉を考えてみましょう。文中で、「みことば」は聖書の言葉を意味し、「完全な律法」と「自由の律法」はイエス・キリストについての良い知らせを意味します。
「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。 みことばを聞いても行わない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で見る人のようです。自分をながめてから立ち去ると、すぐにそれがどのようであったかを忘れてしまいます。ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行いによって祝福されます。」ヤコブ1章22-25節。
鏡で見た自分の顔を忘れてしまうのであれば、鏡を使うのはむなしいことです。聖書の知恵を学んで、それを実行しないことは同じようなことです。
この知恵はただ職場生活をより良いものにするためのものではありません。あなたの一生のために、また永遠の命に至るために与えられているのです。今までのパンフレットにあった聖書の教えをご覧になって、その教えが事実ではないかとお感じになったことがありましたら、この教えをもっと調べてみる価値があるのではないでしょうか。HFBの聖書研究サービス〔無料〕では聖書がはじめてという方のために、4回のコースで聖書の基本的な教えを紹介しております。どうぞhopeforbusiness1@gmail.comへ申し込んでください。これからもHFBをよろしくお願いいたします。
(2012年 通巻 51号)
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