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「上司の部下に対する態度」


最近のパンフレットでは、部下の上司に対する態度についての聖書の教えを学びました。今日は、上司の部下に対する態度について考えたいと思います。二つの聖書箇所を紹介させていただきます。聖書が書かれた時代には、給料をもらっていた従業員が少なかったので、(奴隷)と(主人)の関係について書かれましたが、現代に当てはめるため、書き換えさせていただきました。

(上司)たちよ。あなたがたは、自分たちの主(神)も天におられることを知っているのですから、(部下)に対して正義と公平を示しなさい。(コロサイ4:1)

(上司)たちよ。あなたがたも、(部下)に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主(神)が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから。(エペソ6:9)

職場において、一人が上、一人が下ということは事実ですが、以上の箇所が教えていることは、最終的に、上司も、部下も神様の前に平等であるということです。ですから、上司は部下が自分と同じ価値があることを覚え、部下に対して正義と公平を示す必要があります。

正義と公平とはどういうことなのかについて、聖書に多く書いてありますが、この箇所に書いてあることに限って説明します。まずは、正義と公平をしめす上司は部下を脅すことはしません。とても現実的な教えです。部下を脅してしまうと、短期的に部下が上司の言うようにするかもしれませんが、長期的に必要な信頼関係が壊されます。

第二に正義と公平をしめす上司は部下を差別しません。言い換えるとえこひいきしてはなりません。そのことも、信頼関係を壊すことになります。

上司の部下に対する態度に関する具体的なヒントを得ることができましたが、それは私達に、神様のことも教えてくれるものです。神様は完璧な「上司」で、私達に対して、いつも正義と公平を示してくださっています。そのような上司と関係をもつことができるとしたら、その上司を無視することは残念です。神様のことを是非学んでいただきたいと思います。HFBの聖書研究サービス(4回の学び、無料)の申し込みをお待ちしております。


(2014年 通巻 147号)

 
 
 

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