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「不安の中に平和を」


4月から新しい年度が始まります。これから社会人になっていく方もいれば、昨年度までと変わらずに仕事をしていたり、長い社会人生活を終える方もいるかもしれません。新しい年度はどうなっていくのでしょうか。

昨年度を振り返ると、イスラム国(IS)による日本人の殺害やテロ宣言、ウクライナでも内戦が起きており、ナイジェリアでも紛争が起きています。日本の国際関係も色々と不安な面もありました。この事で、将来に対して恐れや不安を覚えている方も少なくないようです。

また、職場において、不安を覚えている方、辛い経験をしている人もいると思います。私事ですが、前の仕事では「働けど働けど会社の奴隷のような生活しかできない…こんな風に生きていても生きている気がしない」という経験をしました。私がしている仕事は代わりにできる人が沢山いる状態で、正直に言って、私が死んでも世界に影響は何一つありませんし、そんな風に自分を必要としない世界なんて滅んでしまえと、辛い中で何度も願いました。

けれども、クリスチャンになって、イエス・キリストにある希望に出会い、次の聖書の教えに会いました。

「戦争や暴動のことを聞いても、こわがってはいけません。それは初めに必ず起こることです。だが、終わりは、すぐには来ません」(ルカの福音書 21:9) また、聖書にある「黙示録」という箇所によると、義なる神が世界を終わらせる時を決めておられます。その時、全ての悪を裁くのです。その前に沢山の悪いことが起き、その度に悲しみに覆われる事になりますが、最後に必ず悪は滅びるのです。

2015年度は、どんな情勢になっていくでしょうか。何があっても、聖書の神様が最終的に平和を与えてくださる事実、自分が神様に信頼するなら、その永遠の平和を経験できる事実は大きな力となるでしょう。

「平和をあなたの管理者とし、義をあなたの監督者とする。あなたの国の中の暴虐、あなたの領土のうちの破壊と破滅は、もう聞かれない」(イザヤ書 60:17-18)


(2014年 通巻184号)

 
 
 

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