最近、「人を幸せにするものは何か?」ということがハーバード大学の75年間の研究で明らかになったそうです。
これは1938年から続けられている、世界に存在する最も長期的な研究のうちの1つで、ハーバード大学に在学した268人の男性を対象に、卒業後の彼らの人生を追跡調査したものです。
この研究を主導しているジョージ・ベイラント氏は、人生において最も重要な要素は、「人間関係」であることを主張しています。
例えば、「暖かな人間関係」を築けている男性は、そうでない男性に比べて、ピーク時の年収が多く、専門的分野で成功を収めた人が約3倍もいたとのことです。
また、金銭は生活に必要なだけ確保されていれば、それ以上は必ずしも幸せにつながるとは限らず、むしろ、愛・思いやり・感謝・信頼など、ポジティブな感情が人の幸福に効果をもたらすとされています。
約20億円をかけた75年間の研究でしたが、「人間の幸福」という観点で見た時に導き出せるのは、非常にシンプルな結論となりました。「幸福とは愛です。それ以上の何物でもありません」とベイラント氏は語っています。(GIGAZINE 5/17より抜粋)
これと全く同じことを、聖書は昔も今もこれからも、語り続けています。イエス・キリストは、聖書の中で最も大切な2つの命令について、神を愛すること、そして人を愛することであると語りました。
「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」(マルコ12:31)
聖書の記述もとてもシンブルです。聖書は複雑なルールブックではありません。私たちの幸せを願う神からの贈り物です。
先ほどの研究は、幸福とは愛であることを明らかにしていますが、それでは私たちはどうすればよいのでしょうか。聖書は、もちろん次のステップについても語っています。私たちがどう行動すればよいか、そればかりではなく、実行するための力も与えると約束しています。
聖書について理解を深めたい方は、どうぞ「聖書研究サービス」(裏面)をご利用ください。
(2013年 通巻106号)
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