新しい年を迎え、早くもひと月がたとうとしています。新年にあたって新たな抱負を抱いている方も多いと思います。また、これからは、年度末に向けて慌ただしさを増していく時期でもあります。1月末のこの時期は、新年の目標を見つめつつ、年度目標の達成に向けて追い込みに入る季節でもあります。今日の聖書の言葉は、目標に関することです。
「あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。」(箴言4:25、26)
「あなたの目は前方を見つめ・・・」とは、目標をしっかり見つめることの大切さを教えてくれます。筆者も陥りがちな傾向として、目の前の問題にかかりきりになってしまうことがあります。もちろん、日々の仕事を誠実に遂行するのは大切なことですが、そのような状況が続くと、いつしか大切な目標を忘れ、仕事の優先順位も崩れてしまいます。
「あなたの足の道筋に心を配り・・・」とは、今自分が実際に何を行っているかを見ることです。先ほどの目標に照らし、今行っている方法が、効果的か適切か、寄り道をしていないかを考えることです。
さらに聖書は、「あなたのすべての道を堅く定めよ」と言っているのですから、この言葉は仕事のことだけに限りません。
「あなたのすべての道」すなわち、人生の目標が大切です。あなたの人生の目標は何でしょうか。人生の目標を定め、仕事や個人、家庭生活の目標もその目標に沿って定めることのできる人は幸せです。
もし人生の目標をまだ見つけていないという方がいらっしゃるのであれば、HFBはそのお手伝いをさせていただくことができると思います。
(2013年 通巻129号)
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