top of page

「個性を発揮することが大切」


今年のプロ野球は日本ハムが10年ぶりに日本一となりました。日本一になった要因の1つは、選手一人一人の個性が発揮できたことだと言われています。日本最速の165キロをマークした大谷選手、今期39本もホームランを打ち、ホームラン王に輝いたレアード選手、チャンスに強く打点王のタイトルを獲得した中田選手・・・目立つ選手が多くいる中で、地道にリーグ戦で62ものバントを決めた中島選手もいました。派手な活躍をした選手の中で目立たないが、個性を生かしきっちり自分の役割を果たした選手がいたからこそ、日本一になれたのだと思います。

皆様の職場にも様々な個性の方がいらっしゃると思います。自分と相性のいい人だけであればいいのですが、逆に自分とは考え方が違う、価値観が違う人もいるのではないでしょうか?そのような人と仕事を一緒にすると、とても気を使う、ストレスを感じることもあるでしょう。できれば、一緒に仕事をすることを避けたいと思うようになるかもしれません。

しかし、よく考えると自分と同じ考えの人ばかりだと、その職場は成長しません。皆、同じ考えなので、新たな発想や改善方法が生まれないからです。また、同じ仕事のやり方をする人しかいないと、自分の欠点を補ってくれる人がいなくなります。大雑把だけど勢いのある人だけでは、職場に勢いが出るかもしれませんが、細かい仕事をする人がいないので、困ります。

性格や考え方の違う人が、それぞれの個性を発揮することでその職場はより良い成果を残すことができるのです。


「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵の良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」(ペテロの手紙第一 4:10)


一人一人の個性を発揮することがとても大切です。自分と考え方の違う人に対しても、いつも感謝して仕事をしてみてはいかがでしょう。

 

(2016年 通巻252号)


 
 
 

Comments


© 2018 札幌希望の丘教会. Wix.com

bottom of page