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「先延ばしをする人としない人」


 「先輩に頼まれた資料の作成が、締め切りに間に合わなかった」、「明日、大事なプレゼンがあるのに、まだ資料ができていない」など、やらなければならないことを先延ばしにして、失敗した事はないでしょうか?必ずやらなくてはならないのに、やる気にならない。まだ期限まで時間があるので、後からしようと思ってしまう・・。なぜ、人は先延ばしにしてしまうのでしょうか?


 この要因について興味深い説明をしている本がありました。先延ばしは脳の基本的な機能と関わっているというのです。人間の脳は体全体のうち20%ものエネルギーを消費します。難しい資料作りや、検討時間のかかる仕事などで、頭をよく使うと、脳では多くのエネルギーが消費されます。しかし、人間はエネルギーの浪費を防ぐため、効率的に行動しようとします。つまり、頭をあまり使わない楽な行動を優先してしまう傾向にあるというのです。


 しかし、理由があるからと言って、先延ばしをする事は決して良い事ではありません。アメリカ・オンラインの調査によると、1日1人平均で、2時間分も翌日以降に仕事を先延ばししている事が分かりました。これをアメリカ全体で計算すると年間10兆ドルもの損失になります。(「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」著者ピアーズ・スティールより)


 更に、昇進する人と昇進しない人の違いを調べる研究によると、昇進する人は決断が早く、直ぐに仕事をすることが分かりました。必ずやらなくてはならない仕事を直ぐに行えば、周りの評価は当然高くなります。しかし、全く同じ仕事を先延ばしにして、期限ギリギリまたは、間に合わなかったらどうでしょうか?当然周りに迷惑をかけることとなり、評価は下がります。


 結果として全く同じ仕事をしたとしても、直ぐにやれば社業に貢献することとなり、先延ばしすると会社や周りの人に迷惑をかけることになるのです。


 「こういうわけで、なすべき良いことを知っていながら行わないなら、それはその人には罪です。」(ヤコブの手紙 4:17)


 先延ばししないで、直ちに行うのが良いのではないでしょうか?


#(2019年 通巻372号)

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