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「同僚を愛せよ!」


この4月にある友人が転勤しました。普通は転勤させられることは避けたいことだと思いますが、友人にとって、喜ばしい出来事でした。それは、前の職場では、同じ部署の二人の同僚との関係がとても難しかったからです。仕事そのものは良かったのですが、人間関係が大変だったので、精神的にも、肉体的にもとても疲れていました。

最近のパンフレットでは、聖書が上司と部下の関係について教えていることを考えました。今日は、同僚との関係について考えていきたいと思います。以上の話のような経験がなくても、皆様は同僚との関係の大切さを認めると思います。聖書から、とても有名な箇所を紹介させていただきます。

「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」(マルコ12:31)イエス様が人生において最も大事なことは何であるのかを教えていたときにこの言葉を言われました。(神様を愛することも同様に大事なことだとも言いましたが、今日はこの言葉に集中します。)「あなたの隣人」は自分の近くにいる全ての人を意味します。確かに同僚は 「隣人」です。けれども、同僚を「愛する」ことは必要なことでしょうか。現実的、ビジネス的なことでしょうか。もう一つの箇所を紹介します。

次のイエス様の言葉は愛することをもう少し具体的に表します。「自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。」(ルカ6:31)同僚を愛そうとすることは、少なくとも、その人の立場に立って、もし自分が同じ経験をしているとしたら、どうしてもらいたいのかを考えることです。そのようなことから、同僚を愛すること、同僚との関係をより良いものにすることが始まります。とても現実的、また効果的なことです。人間関係が良くないときに、多くの努力が必要です。けれども、職場での人間関係が良ければ、良いチームワークができ、仕事に集中することができます。今日は同僚一人のことを考え、その同僚の立場にたって、どうしてもらいたいのかを考え、その同僚を愛してみませんか。


(2014年 通巻152号)

 
 
 

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