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「完全で確かな言葉」


この原稿は夏至の時期に書いています。札幌は長い冬の時期がありますので、日の長いこの時期は一年で最も過ごしやすい季節かも知れません。季節がめぐるのは、地球や太陽が整然と動いているからだと私たちは教えられています。

近代科学の父とも言われるニュートンはこのような言葉を残しています。「太陽、惑星、彗星から成る極めて美しい天体系は、知性を有する強力な実在者の意図と統御があって、初めて存在するようになったとしか言いようがない。」彼は、宇宙は偉大な神によって創造されたのであり、その統御によって存在しているのだと信じていました。(Remnant 「宇宙の創造」から)

毎週紹介している、仕事や日常生活に役立つ聖書の言葉と、世間にあふれるほど存在する啓発本やネット上の情報との間には、どのような違いがあるのでしょうか。

「神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。」(ローマ1:20)

広大な宇宙の整然とした営み、人の体の精緻なつくりなど、自然界の驚異的な仕組みを見て人々は畏敬の念を覚えます。聖書はその畏敬はそれらを創造した神に向けられるべきであると教えています。ニュートンも宇宙という被造物を通して神の偉大さを認めた一人でした。

その同じ神が、聖書を通して語る知恵であるので、聖書は、時代や場所によって変わったり、通用しなかったりするほかのたくさんの情報とは違う、確かな裏付けと希望を与えることができると言えるのではないでしょうか。

「主(神)のみおしえ(教え)は完全で、たましいを生き返らせ、主のあかし(証言)は確かで、わきまえのない者を賢くする。」(詩篇19:7)


(2014年 通巻153号)

 
 
 

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