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「最先端である必要はあるのか?」


9月19日に新しくiPhone 6とiPhone6Plusが発売になりました。

この記事が発行されている頃には、恐らく新しいiPhoneを手に取って、大きな画面で電子書籍を読んでいたり、動画をみたり、新しいアプリなどを使っている方が沢山いるのではないでしょうか?

新しい製品が出たのだし、時代の最先端を誰よりも早く体験し、新しいサービスなどにも慣れておきたい、新しいものは良い、さっそく買おう!と思っている方もいると思います。

ですが少しお待ち頂けませんか?本当に、一番最新のものにすぐに変える必要があるでしょうか?

まだ使えるのに、最新のスマートフォンや最新のパソコンに変えてしまうのは、本当に必要なのでしょうか?聖書には、次の言葉があります。

「「これを見よ。これは新しい」と言われるものがあっても、それは、私たちよりはるか先の時代に、すでにあったものだ」 (伝道者の書 1:10)

私は以前携帯電話会社に勤めていましたが、とにかくお客様に新しい機種を勧め、新しい機種にしてもらうようにするのが仕事の一つでした。新しいサービスや新しい機種を使ってご満足頂けるのは本当に嬉しかったですが、同時に以前の方が使いやすかったとご意見を頂いた事もあります。

確かに新しい機種に変えることは気分を一新出来ますし、便利になることも沢山あります。ですが、まだそのままでも十分使えるのに変えるのは勿体ないことではありませんか?

また、会社で新しい事を始めたりする時にも、同じことが言えるのではないでしょうか?

例えば、少しでも作業効率をよくしようと新しい機械を導入したり、新しいサービスを導入しても、それがかえって作業を複雑にし、作業が遅くなってしまったりすることもあります。

常に新しいものが生まれ、常に少し前のものがすぐに古くなってしまっていますが、新しいものが本当に今すぐに必要なのか、大切なことは「新しさ」なのか、立ち止まって考えてみませんか?


(2014年 通巻169号)

 
 
 

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