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「栄光のゴールを目指して」


 東京オリンピック・パラリンピック2020が終わりました。札幌でもサッカー・競歩・マラソンが行われ、我が家のすぐ近くがマラソンコースでしたので、私はベランダから応援しました。暑さで棄権した選手も多く出た、過酷なレースでした。ここまでに至った選手の苦労をすべて知ることはできませんが、目標を目指し、一心に走ってきたことと思います。メダルを取った選手はもちろん、全力を出し切ってゴールした選手は輝いて見えました。

 私自身はフルマラソンを走った経験がありません。ただ職場の上司に誘われて、一度ハーフマラソンに挑戦したことがあります。初めは調子よく走っていましたが、練習不足のために足が動かなくなり、後半は少し歩いてしまいました。それでもゴールできた時の喜びは、素晴らしいものでした。


 さて、ビジネスの世界で一つのプロジェクトを成し遂げるには、短距離走ではなく、マラソンのような長期的展望が必要になります。山あり谷ありで、苦しい向かい風が吹いてくるかもしれません。それでも職場で出会う人々の中には、沿道で声援を送ってくれる観客のような方もいてくれます。そして一人の力ではなく、チームで目標を目指すことができます。

 新約聖書に出てくるパウロという人物は、今のトルコからギリシャに至る広大な地域にイエス・キリストの福音(よい知らせ)を伝えました。飛行機も自動車もない時代、彼は徒歩で各地を回り、自分の走るべき道のりを走り通しました。ギリシャにできた教会に向けて、パウロは以下のように書き送っています。


 「私は、自分がすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです。」(ピリピ人への手紙3章13-14節)

 「目標」は人それぞれ違いますが、聖書のいう「賞」とは「永遠のいのち」という栄冠です。ゴールを目指し走り続けていると、疲れ切ってしまうことがあります。それでもイエス・キリストが休息を与えてくれる、と聖書は語ります。皆さんも聖書が示す、栄光のゴールを目指してみませんか。

(2021年 通巻411号)

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