アポロ11号で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング氏がこのほど死去しました。着陸から40年以上たった今でも、アポロ計画の業績は色あせることはありませんが、当時の科学技術の粋を集めた宇宙船のコンピュータが、実は現在のデジタル時計程度の性能しかなかったと聞くと、技術の進歩に驚くばかりです。
現在、私たちの教会では、キリスト教を分かりやすく知るための初心者向けのコースを行っています。このコースで用いられるビデオで、ニッキー・ガンベルというイギリスの牧師(元弁護士)が次のようなことを話していました。
「イエスの教えは、西洋文明の土台になっています。英国の法律の多くは、元来イエスの教えに基づいています。今日、科学技術は日進月歩しています。より早く移動することができ、より多くの情報を得ることができますが、この2000年の間に、だれもイエス・キリストの教えを改善した人はいないのです。究極で最高の言葉、それがイエスの教えです」
なるほどと思いました。科学技術の進歩は目覚ましくとも、人生に真の幸福や生きる目的を与えることはできません。
また、私たちは人の言葉があまりにも軽くなった世の中に生きているために、容易に物事を信じられなくなっています。しかし、もし世の中に本当の真理があるならば、それは永遠に変わらないはずです。もし時代とともに変わる教えであったり、ある場面や地域では正しくても別のところでは通用しない教えであったりするならば、それは真理ではありません。そのようなものを人生の指針にすることはできないはずです。
しかし、イエス・キリストの教えは、時代を越えて世界中の人々に人生の意味を与え続け、人々の人生の指針になっています。
「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。」(イザヤ40:8)
先ほどご紹介したコースは「アルファ・コース」といい、どなたでも参加できる、食事付の楽しいコースです。この機会に世界のベストセラー「聖書」を学んでみませんか。お問い合わせ・お申込みはこちらから。
(2012年 通巻 64号)
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