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「熱心だけでは良くない」


あけましておめでとうございます。今年もご一読、ご支援よろしくお願いいたします。

まずは、最近の新聞記事を通して知った虫のことを紹介させていただきます。世界で一番速く走る虫は何かを調べた科学者がいます。その研究結果によると、オーストラリアに生息するハンミョウの一種が一番速いそうです。1秒で2.5m、すなわち、9km/hの速度で走れるそうです。それはすごい能力ですが、一方で、その速度で走ると、視力が不十分であるため、周りが見えなくなってしまうそうです。結局は、先を見ながら走るためには、スピードダウンしなければならないのです。

話は戻りますが、皆様はどんな気持ちで新年を迎えていらっしゃるでしょうか。新しい年が始まると、物事全てが新しくなった感じがして、気持ちも新たに、「今年は頑張ろう!」と決心する方が多くいらっしゃると思います。それは大変素晴らしいことです。けれども同時に、熱心だけでは成功しないことも覚える必要があります。聖書からの言葉を紹介させていただきます。「熱心だけで知識のないのはよくない。急ぎ足の者はつまずく。」(箴言19:2)

熱心だけでは、上記のハンミョウのようになってしまう恐れがあります。速いと言えば速いのですが、周りの状況が見えないので、正しい道を安全に走る判断ができなくなってしまいます。熱心プラス知識が成功のために必要なものだと聖書は教えています。新年を迎え、気持ちも新たになり、熱心を身に着けたならば、今度は自分が持っている知識が十分かどうかを吟味する必要があります。もし不十分だったならば、どのようにして新しい知識を得ることができると考えるのが望ましいでしょう。

聖書の教えでは、知識は知恵と密に関連しており、技術や技とは違うものです。知恵は自分が知っていることを正しく適応させる能力を意味します。また、最終的に物事を正しく判断するには、全知全能の神様を知って、神様の視点から物事を見る必要があります。年頭にあたり、新たな視点から物事を見ることがふさわしいのではないでしょうか。更に深くお知りになりたい方は是非HFB聖書研究サービス(4回コース、無料)をお申し込みください。(申し込みはホームページから、またはパンフレット配布者に声をかけてください。)


(2015年 通巻174号)

 
 
 

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