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「私達の唇」


私達人間は社会的動物であると言われています。

それ故、一人では生きていくことができず、何かしらのグループに属して生きていかなければなりません。その環境は、家族、友人、職場、地域社会、更には国籍に及びます。

このたびは、そのあらゆるグループの中で、自分が有利な位置にいたいという思いについて考えてみたいと思います。

自分が他人よりも優れているとか、あの人よりましだという事を浮き彫りにするために、人を誹謗中傷したり、嘘までついて自分の得を高める、という罪を犯してしまうことさえあります。

「ことば数が多いところには、そむきの罪がつきもの。自分のくちびるを制する者は思慮がある。」(箴言10章19節)

私達人間は、他人からよく思われたいと思いますし、褒められたいと思う感情もあります。

そして、話せば話すほど、あることないことを言ってしまいます。あの一言を言わなければ、この災いは避けられたのに、と取り返しのつかない事態に陥り苦悩してしまうこともあるでしょう。後悔しないためにも口を慎み、信頼を損なわないように注意したいものです。むしろ、感謝、尊敬、喜びの言葉がいつも自然に発せられれば、衝突、怒り、不信などというものは、消えていくのではないでしょうか。

「あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります。」(コロサイ人への手紙4章6節)

 私達の唇は、人を誹謗中傷するためや、争いぶつかるために与えられているわけではありませんから。

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(2014年 通巻155号)

 
 
 

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