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「自分の日を数える」


 数年前、筆者は職場の健診で異常を指摘され、大腸カメラ(内視鏡検査)を初めて受けました。大したことはないだろうと、高をくくっていたら、大腸ポリープが見つかったのです。放っておくとガンになるかもしれないと言われ、一泊入院して、それを切除しました。再発の可能性があるとのことで、定期的に検査を受けることを勧められていましたが、忙しさとコロナを言い訳にしばらく放置していました。


 しかし、知人が大腸の病気で入院したのをきっかけに、昨秋、大腸カメラの再検査を受けました。すると再び大腸ポリープができていたので、その場でそれを切除してもらったのです。やはりガン化の恐れがあるものでした。


 2018年の統計によると、日本人の大腸ガンは罹患数で1位、死亡数で2位になっています(国立がんセンターHP)。一生のうちでガンになる確率は2人に1人、ガンで亡くなる確率は4人に1人、とのこと。いつ自分がガンになって、亡くなってもおかしくない状況です。そこで、旧約聖書のことばを思い出しました。


 「私たちの齢(よわい)は七十年。健やかであっても八十年。そのほとんどは 労苦とわざわいです。瞬く間に時は過ぎ 私たちは飛び去ります・・・どうか教えてください。自分の日を数えることを。そうして私たちに 知恵の心を得させてください。」(詩篇90篇10、12節)


 2020年の日本人の平均寿命は、女性が世界1位の87.74歳、男性が2位の81.64歳だそうです。それを思うと、50歳を過ぎた筆者は、人生の折り返し地点を過ぎていることになります。もっとも時間は直線的に進むので、折り返すことはできません。


 瞬く間に時は過ぎ去っていくことを思うと、「自分の日を数える」ことの大切さを実感します。そして、残された時間をどう過ごすのか、新しい年も聖書のことばに耳を傾けていきたいと思わされました。この年、皆さんも聖書から「知恵の心」を得てみてはいかがでしょうか。

(2022年 通巻417号)

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