今年の9月、沖縄で開催された、FIBAバスケットボール・ワールドカップ2023、男子日本代表の活躍は目を見張るものがありました。日本バスケの新たな夜明けとも言われ、来年開催のパリオリンピック出場権を獲得しました。
筆者も昔バスケット部員として過ごした青春時代があり、年明け早々、アニメのバスケ映画「THE FIRST SLAMDUNK」を観ていたので、なおさらバスケ熱が高まっていました。
どのスポーツでも会社組織でもプロジェクトマネージャーの存在は、組織の活性化や目標達成に影響を及ぼすと言われています。映画「THE FIRST SLAMDUNK」の中では(もともとは漫画を映画化したもの)安西監督の言葉が筆者の心を動かしました。
「最後まで・・・希望をすてちゃいかん、あきらめたらそこで試合は終了ですよ。」という名セリフで、選手を鼓舞し目標に向けてチームを一つにしていくのです。希望をすてちゃいかんという言葉で高校生の自分にタイムスリップした感がありました。
学生運動の盛んな中、将来の希望も見いだせず、生きている意味すら自問自答していました。どっぷりはまった試練の中、英語教員であった宣教師を通してキリスト教会に導かれました。
クリスチャンになってからも数々の試練がありました。自分の失敗もあれば、予期せぬ出来事もあり、出口のない暗やみの中にはまったような時もありました。しかしどんな時にも聖書を通して、真実な神の助けがあり、一寸先を照らす希望をみいだしました。その時にはわからなくても振り返れば脱出の道を通ったことにしばしば気づかされてきました。
「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。」 (コリント人への手紙第一10章13節)*
あなたを生かす神のことば、希望が詰まった聖書に耳を傾けてみませんか。
*聖書 新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
(2023年 通巻460号)
Comments