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「雪空を見上げながら考えた」


 今年度の冬は新型コロナに加え、雪が多くて大変苦労しました。筆者はJRで通勤していますが、何度もJRが止まり、職場に遅刻の連絡をすることもありました。テレビで気象予報士さんの解説を聞くと、この豪雪は「ラニーニャ現象」の影響が考えられるとのことです。「ラニーニャ現象」は、南米ペルー沖・東太平洋の海水温が、連続して低くなる現象です。ラニーニャとは、スペイン語で「女の子」の意味だそうです。

 近年、異常気象が続き、地球温暖化の影響が指摘されていますが、「ラニーニャ現象」と温暖化との関連は未知のままです。同じ現象を見ても、人によってその解釈が違うことがあります。そして、この現象には一体どのような意味があるのか、と問う視点もあるかと思います。新約聖書の中にも、空模様を見分けることに関する話がありました。


 「夕方になると、あなたがたは『夕焼けだから晴れる』と言い、朝には『朝焼けでどんよりしているから、今日は荒れ模様だ』と言います。空模様を見分けることを知っていながら、時のしるしを見分けることはできないのですか。」(マタイの福音書16章2、3節)

 これは当時、イエスに敵対する宗教指導者たちに語った、イエスの言葉です。昔は、空模様を観察することによって天気を予測していました。他にも「太陽や月に暈(かさ)がかかると雨」「煙がまっすぐ上がると晴れ」などの例があります。また冬の天気図を見ていて、日本海から低気圧が近づいたり、西高東低の冬型の気圧配置だったりすると、札幌に雪が降りそうだと分かります。

 この豪雪の経験から地球温暖化のことを考えていると、しっかりとした知識や知恵を身に着ける必要を痛感しました。そして異常気象が続くこの時代、空模様ばかりでなく、「時のしるし」を見分けるために、聖書に聞き続けていきたいと思います。


(2022年 通巻421号)

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