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「BとDの間のC」

 ここ数か月内で、闇バイトの話題が日本中を駆け巡りました。強盗や詐欺など事件として報道されているのは氷山の一角でしょう。SNSを通じて人が集まる背景には、犯罪であっても手軽にお金を得たいと願う欲求から、悪事を選んでしまう人間の姿があるように思います。一方で闇バイトだとは知らず、「高額報酬」などの巧みな言葉に惑わされ、自分が違法行為に関わっているとは知らずに悪事に加担してしまうケースもあります。ある日の選択が、その後の人生を大きく変えてしまうことは決して他人事ではありません。行動する際には、なぜその選択をするのか、その選択の先にどんな未来が待っているかを想像する力がより問われる時代となりました。

 フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルは私たち人間の人生についてこのような言葉を残しています。

 「人生はB(Birth=誕生)とD(Death=死)の間のC(Choice=選択)だ」

 人は多くの選択の中で生きており、生まれてから死を迎えるまでの歩みは、日々の選択によって変化していくというのです。

 悪事に手を染めるかどうかに限らず、選択を迫られる機会は職場にもあるでしょう。何から手を付けるか、どこと取引をするか、何を購入するかなどなど、無意識の内に選択し行動していることも挙げればキリがありません。そこで取る選択の一つ一つが、私たちの人生に変化をもたらしていくのです。

 聖書に、人間の生き方に関するこのような言葉があります。

 「知恵のある者は聞いて洞察を深め、分別のある者は導きを得る。」(箴言1章5節)

 聖書が教える生き方は、自分の欲や周りの声に流されて生きる行き当たりばったりの生き方ではありません。聞いて物事の本質を見極め、そこから何が良くて悪いかを判断することが大切であり、何より誰のことばを聞くかが重要だと教えています。

 あなたの物事の選択基準はどこにあるでしょうか。目先の利益にとらわれて、安易な行動を選択することがないように、普段から知恵深く生きる生き方を身に着けたいものです。

 また聖書は知恵のことばで満ちています。この聖書のことばから洞察を深める生き方をお勧めいたしますが、ご希望される方には聖書の学びも提供しています。ぜひご活用ください。 

(2023年 通巻451号)

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