レバンガ北海道、歴史的躍進を支えた舞台裏
- 5月30日
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北海道のプロスポーツシーンで、今シーズン熱い視線を集めたのがBリーグの「レバンガ北海道」です。2025-26シーズン、チームは劇的な躍進を遂げました。しかし、この輝かしい今があるのは、かつてクラブが消滅の危機に直面した際、それを乗り越えてチームを存続させた歴史があるからです。
2011年、現代表取締役社長の折茂武彦氏が選手兼オーナーとして、消滅の危機にあったレバンガ北海道を救うべく私財を投入。自ら泥臭くスポンサーを回ってチームを存続させました。この時の執念によって「レバンガ」という場所が守られたからこそ、今日の躍進へとつながる基盤が築かれたのです。
その不屈の精神は、今シーズンの劇的な躍進へと結実します。惜しくもチャンピオンシップ進出こそ逃したものの、勝利数と順位でBリーグ参入以来の歴代最高記録を更新。長らく下位に甘んじていたチームが、強豪と対等に渡り合うまでに成長を遂げたのです。
その原動力は「組織としてどう連動するか」という共通理解がチームに根付いたことにあります。ミスをした仲間を即座に励まし、ベンチとコートが一体となって声を出し続ける「互いに支え合う」文化が浸透。この結束力が、代名詞となった「第4クォーター残り数分での逆転劇」を支えています。
司令塔の島谷怜選手は、こう語っています。「誰か一人が頑張るのではなく、全員でハードに守り、ボールを繋ぐ。仲間のためにどれだけ走れるかが、今の自分たちの強さです」
あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。(マタイの福音書 20章26節)
聖書では、昔からこのようなことを教えています。「自分が自分が」という心を捨て、周囲の成功を自分の喜びとする。この「仲間のためにという思いやり」こそが個人の力を引き出し、史上最高の成績に繋がりました。
私たちが日々の生活で周りの人のために何ができるかを考え、実行すること。その積み重ねが、行き詰まった状況を変える大きなヒントになるはずです。
(2026年 通巻513号)




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