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一年間を振り返って、大掃除しましょう


年末が迫って来て、忘年会と大掃除の季節になっています。ある方は忘年会を楽しみにして出席しますが、ある方は義務的に感じて、参加しないわけにはいかないという気持ちで出席すると思います。大掃除をしている職場や家庭も様々です。一年の計として一生懸命するところと必要最低限なことしかしないところもあるかと思います。

一年の苦労を忘れたいという気持ち、また一年分の汚れをきれいに除去して新年を新たな心持ちで始めたいという気持ちも分かりますけれども、HFBでは年末にあたっての行動として、次のことを提案させていただきます。一年を忘れようとし、物だけを整理するのではなく、一年間を振り返って、個人的な大掃除をすることです。

聖書の智恵についての教えによると、智恵を得る人は、自分はどのようにして生きているかを考える人です。「悪者はあつかましく、正しい者は自分の道をわきまえる。

(箴言21:29) ですから、一年間の終わりにあたって、自分はどのようにして一年間を過ごしたのかを考えることをお勧めします。自分が出来た良いことも、良くなかったことも思い出してください。また、自分を振り返って、自分の良いところ、自分の変えたいところを考えてみてください。そして来年に向かって、新年の決意を三つぐらい書き出してみてください。

以上のことは良いことですが、しばしば、決意したことを実行するのが問題です。「変わりたいけど中々変われない」という声は少なくありません。次の格言は自分を変えるには、自分の思いから始める必要があると教えてくれます。「思い(の種)を蒔き,行動を刈り取る;行動(の種)を蒔き,習慣を刈り取る;習慣(の種)を蒔き,人格を刈り取る;人格(の種)を蒔き,運命を刈り取る。」

素晴らしい言葉で、実行する価値があると思いますが、私たちは自分の思いをコントロールすることさえ難しいのです。聖書は自分を本当に変えようとするには神様の助けを得なければならないと教えています。神様を求め、神様に従おうとする人には新しい心が与えられると約束されています。イエス様を信じて、新しくされた心で新年を始めませんか。


(2011年 通巻 30号)

 
 
 

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