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人を幸せにする仕事のあり方


毎日の仕事の中で、一番上にある目的は何でしょうか。給料をもらうことでしょうか。また会社の利益でしょうか。ある人は、家族を含め多くの人を幸せにするためと言うでしょう。あなたはどうですか。

こんな話を聞いたことがあります。レンガを積んで仕事をしている石工3人に、散歩をしている一人の老人が尋ねる話です。最初の人に「あなたは何をしているのですか」と尋ねました。「見れば分かるでしょう。私はレンガを積んでいるんですよ。」少し行って2番目の人に同じ質問をしました。すると「私は塀を作っているのさ。」と答えは返って来ました。また少し行って同じ仕事をしている3番目の人に同じく尋ねました。すると彼は答えました。「私は教会堂を建てているんですよ。」

話はこれだけです。3番目の人は、その教会堂に集まる多くの人の笑顔を思い浮かべながら仕事をしていたに違いありません。

「現在やっている単純なレンガ積み作業もやがて塀となり、ついには立派な教会堂になって多くの人が集うようになる。」

このように目の前の仕事が大勢の仲間たちと協力してやがて完成します。最終目標を目指していることを心にとめる時、毎日の単純な仕事も生き生きとしたものと感じられます。

この考え方が人を幸せにし、仕事をする上での原動力となり、生きがいとなるのです。今、少し立ち止まって考えてみてください。あなたは何のために働いているのですか。一番上にある目的は何でしょうか。どうぞ、毎日の仕事の中で、価値ある人生を見出していただきたい。そして、幸せとは何かを。

「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。人の望むものは、人の変わらぬ愛である。」聖書


(2011年 通巻 13号)


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