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仕事と睡眠のバランス


暑い日が続いて寝不足になっていませんか?

世界で一番睡眠時間が短い民族は日本人だそうです。この日本人の睡眠時間の減少傾向は年々大きくなっており、睡眠時間の減少は仕事の能率や認知能力、身体の免疫力の低下などを引き起こします。睡眠不足により居眠り運転などの交通事故も後を絶ちません。

私の周りでも仕事が多忙の為、寝不足とストレスによりうつ病になり、長期の入院・自宅療養に至ってしまった例があります。家庭を持っていた彼の家族や本人も経済的、精神的につらい状況だったようです。また、伴に仕事をしていた私たちメンバーも、長期入院の彼の仕事をカバーしなければならず、同僚への仕事の負担増を招いてしまう悪のスパイラル状態でした。一方で、日本人の寝不足は、実はこんな所で補われていることが分かっています。朝、夕の通勤電車やバスでの居眠りです。乗り物の中で居眠りする習慣があるのは日本人だけの様です。ヨーロッパの中で比較的治安が良いとされているイギリスにおいても、電車や地下鉄の中では居眠りをしないそうです。聖書には寝る事の重要性を記しているところがあります。

「生活の糧を得る為に、朝早く起き、激しく働いて夜遅く床についても、それは何かむなしい事です。何故なら、神様は眠っている時にも、その愛する者たちに必要なものを備えて下さるからです。」(聖書の詩編127章2節より)神様の愛と守りを信じないで、睡眠を削ってした仕事は何の役にも立たないと理解することが出来る人生は祝福されます。何故なら、そこには、喜びと感謝が生まれ、健康が与えられ、仕事の能率も上がり、質の高い良い仕事、創造的な仕事が出来るようになるからです。あなたも神様を信じて、ゆっくりと寝てみませんか?


(2011年 通巻 20号)

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