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会議室にて


社会人として仕事をしていく上で避けて通れないのが、打ち合わせ(会議)です。

会議とは、組織において最も重要な人間と人間との間の意思を伝達する手段である。」(ウィキペディアより)

司会及び進行役を置き、あらかじめ提出された議題に基づいて提案、質疑応答、議論が行われ、最後に結論が決められます。

会議の中で一番時間をかけるのが(時間がかかる)議論です。個人の考えや、経験を踏まえそれぞれが意見を出し合います。

その中で自分の得意な分野ではつい声が大きくなって、早口になったり、発言が攻撃的になったり、威圧的になったりします。自分の意見を通そうと必死になっているので、そのようになるのかも知れません。


私はシステムエンジニアとしてソフトウェアー開発を行っています。作業はチームで行っていますので、チーム全体のスケジュール管理がとても重要となります。

メンバーの一人が何らかの要因で進捗が悪い場合、その原因を突き止めてスケジューリングの見直しを行うこともしばしばあります。進捗会議で原因が全て明らかになれば良いのですが、実態はそうでない事がありました。会議では解決策を見いだせず、会議終了後にメンバー同士で解決し、なんとかスケジュール通りに作業を進めるといった状況でした。


司会進行をしているチームリーダの威圧的な話し方や態度がその原因でした。彼と対等に意見をすると、喧嘩のようになり、結局何も言わない、言えないという状態になるのでした。

聖書ではこのように言っています。

「柔らかな答えは憤りを静める。しかし激しいことばは怒りを引き起こす。」

(箴言15−1)


私は聖書を読むようになってからは、会議で発言する際は大きな声や早口を慎むようにしています。そして、感情的にならないように心がけています。すると、険悪な雰囲気が解消され、会議もスムーズに進むようになってきました。

難しいことは「力」で解決しようとしがちですが、力とは対極の「柔」の中にこそ本当の強い力が備わっている、と確信出来るようになりました。私に、このような確信を与えてくれるようになった聖書を、あなたも是非一緒に読んでみませんか!


(2012年 通巻 35号)



 
 
 

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