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「様々な楽器を用いて」


 札幌の夏の風物詩の一つに「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)」があります。今年は29回目、7月は札幌の街が音楽一色に染まると言っても過言ではないでしょう。

 

 私の通うキリスト教会では、今年創立60周年の記念行事の一環として、春にコンサートを開催しました。教会には様々な楽器を演奏する方々が集っており、出演は当教会奏楽者、同好会のメンバーほかオルガン、ピアノ、クラリネット、オカリナ、コーラス、歌(ソロ)、ゴスペル、バンド、トーンチャイムなどでしたが、音楽を愛する者の熱気が伝わってきました。

 そして、音楽を奏でる恵みをくださった神様に感謝するひと時でもありました。 

 聴いていて心地よい音の響きの中には、一つの音に聞こえる和音の調和があります。実は一つの旋律には色々な音の周波数が混在して豊かな音になっているのです。合唱などの指導者から教えられることは、他のパートの音をよく聞くということです。狂った音程で先走ってしまうと、たちどころにハーモニーは崩れます。様々な楽器を用いて、指揮者に合わせて奏でる音色のすばらしさを職場にあてはめるとどうでしょうか・・・


 職場には個性のある人材が集まっていることでしょう。多様性と個性と価値観の違い、それらを含めて、互いを尊重しあうチームワークの秘訣はなんでしょうか?私は「職場の理念」を大切にし、チームワークのためには「相手の話を聴く」姿勢がキーワードだと思っています。


 聖書には、いのちあるかぎり賛美するときに、たましいの平安と喜びが調和するという約束が書かれています。ともに教会で聖書を学び賛美しませんか。


「ハレルヤ。わたしのたましいよ。主をほめたたえよ。・・・いのりのあるかぎり、主をほめたたえよ。・・・私の神に、ほめ歌を歌おう」(詩篇146篇1・2節)


#(2018年 通巻333号)

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