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神様に創られた人間

8月上旬に、東京医科大学が入学試験で女性受験者の得点を改ざんしていたことが発覚し、激しい反発を呼びました。読売新聞には、「女性が結婚や出産で医師をやめることが多い」ことが改ざんの理由だと、匿名の情報源によって明らかになったという記事が載りました。東京医科大学の行岡常務理事は会見で、「なぜそんなことをするのか考えたが、ジェンダーの違いで女性の可能性やチャンスを一律に変えてしまってはいけないというのは、現代社会を支える、根本的なルールの一つだと思う。そのルールへの感性が鈍麻していたとしか考えられない。」と話しました。


一方聖書は、男性も女性も神様に創られたので、平等であることは不変の事実であると教えています。聖書の第1巻である創世記の1章には、こうあります。


「神は仰せられた。『さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。』神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。」(創世記1:26―27) 神様に創られた私達人間は、一人一人が尊くて大切な存在なのです。


更に聖書では、差別とえこひいきは表裏一体の問題だと教えています。もし、えこひいきをしてしまえば、「自分たちの間で差別をし、悪い考えでさばく者となったのではありませんか。」と書いてあります。(ヤコブ2:4)


「自分は差別をする人だ」と考えたくはないですが、正直に考えれば、周囲の人達と平等に接することは難しいでしょう。例えば同僚の中で、「頼まれたら、すぐ助けたい人」と、「頼まれても、積極的には助けたくないと思ってしまう人」がいませんか。結果的には、両方を助けることになるかもしれませんが、それぞれに対する態度は違うでしょう。そのような態度が差別の源になると思われますが、やはり誰でも、時にはそのような態度をとってしまいます。


「神様にはえこひいきがない」(ロマ2:11)と書いてあります。あなたも、周囲の方々も、神様に愛されている尊い存在です。それを深く自覚すれば、東京医科大学で行われたような、社会における組織的差別も、個人的なえこひいきのような差別も少なくなると思います。あなたも教会へ行って、「あなた」を深く愛している神様のことを知って頂きたいと、心から願います。


##2018年 #通巻328号

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