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自分を知る第2


先週のパンフレットでは孫子の兵法の中からの言葉を考え、相手を知り、自分を知るということは良いアドバイスなので、相手と自分をより良く知るために人間はどのような存在であるかを考え始めました。今週は次の聖書の言葉を通して同じテーマを考えましょう。

「神は、すべての人に、いのちと息と万物とをお与えになった方です。 神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界とをお定めになりました。これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです。確かに、神は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。


人間は神様を求め、また神様に喜ばれるように生きるために造られたということが教えられています。このことと、私たちの日常生活にはどのような関係があるのでしょうか。ファイターズの元監督であるトレイ・ヒルマンは成功者の一人と言えるでしょう。パ・リーグで2回優勝して、日本シリーズでもアジアシリーズでも優勝しました。ヒルマン監督は聖書の教えを次のように理解しています。

「私には人生の中で守るべき優先順位が明確にある。一番は神であり、その次が家族、そしてその次に仕事である。家族より神が先にくるのかと、驚かれる方もいるかもしれない。しかし実は、神を第一にしてこそ、家族との関係も愛と赦しのある満ち足りた関係と成り得るのだ。私はもちろん、仕事をおろそかにする気はさらさらない。仕事でベストを尽くすのは当たり前のことだと思っているし、そうではない働き方など考えられないくらいだ。しかし、まずは神様、次に家族、そして仕事という優先順位を守る時、神様が全てのことを祝福し、面倒もみてくださるということを経験してきた。」(「ターニングポイント:トレイ・ヒルマンが強い理由

より)

聖書の教えやヒルマン監督の経験から、何を学べるでしょうか。


(2011年 通巻 17号)


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