残念なことにほとんどの職場では衝突が起こっています。それは様々な人間が職場でぶつかり合うからです。違う性質、違う考え方、違う家族関係をもっている人間同士が協力しようとしても、ぶつかってしまうことがあります。また、誰でもときには自己中心になってしまうということも衝突の大きな原因です。
あるとき、その衝突はすぐ終わり、忘れ去られていきますが、あるときは、衝突は人間関係に大変な害を及ぼします。皆さんも衝突による害を経験したことがあると思います。どのようにして衝突を避ければよいでしょうか。6月19日のパンフレットで次のイエス様の言葉を考えました。「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」「自分がしてもらいたいことを他の人にもする。」私達がこのようにして生きるなら、衝突が少なくなっていくに違いありません。自分が同僚に話したいように、あるいは、聞いてもらいたいように、同僚の意見や話を聞くなら、職場での人間関係がより良くなっていくでしょう。
しかし、いくら頑張っても、相手にいやな思いをさせたり、反対に自分がいやな思いをしたりすることがあります。自分が同僚にいやな思いをさせられたら、どうしたらよいでしょうか。次の聖書の言葉を考えましょう。「愛を追い求める人は人のあやまちをゆるす、人のことを言いふらす者は友を離れさせる。」相手にいやな思いをさせられたと言ってそのことを誰にでも話すことは有益ではありません。そのような行動が人間関係を壊していきます。難しく感じても、同僚を赦すことが大切です。赦しには職場、家族などの人間関係をより良いものにする力があります。
聖書では赦しのすばらしさ、救いの力と重要性について多く書かれています。私たち一人ひとりが神様の赦しを求める時に神様からの赦しを実際に経験することができます。HFBにかかわる私どもも神様の赦しを経験させていただいております。お勧めいたします。ぜひ、HFB聖書研究サービスを通して、神様から赦される方法を調べてみてください。
(2011年 通巻 14号)
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