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「みちびき」

  • 執筆者の写真: Masato Ujiie
    Masato Ujiie
  • 10 時間前
  • 読了時間: 2分

             

 みちびきという人工衛星をご存知でしょうか?みちびきは、日本独自の衛星測位システムで、GPSの位置情報をより正確にするために作られました。通常のGPSはアメリカが運用しており、スマートフォンの地図やカーナビに使われています。しかし、日本では山や高いビルの影響でGPSの信号が弱くなることがあります。そこで、みちびきは日本の上空を通る特別な衛星を使い、正確な位置情報を届けることで、車の運転や災害対策、農業などさまざまな場面で活躍しています。現在は4機の衛星が運用されていますが、2026年には7機に増え、より便利になる予定です。


 特に、実用化が予定されている自動運転にはみちびきが重要な役割を果たします。車が安全に走るためには、正確な位置情報が欠かせません。通常のGPSだけでは誤差が生じることがありますが、みちびきを活用すると誤差を数センチメートルまで抑えることができ、スムーズで安全な走行が可能になります。これは、車が正しい道を認識し、迷うことなく目的地に向かうために欠かせない技術です。


 しかし、正しい道が必要なのは車だけではありません。私たちの人生も、間違った道に進まないように気をつける必要があります。進むべき道に迷ったとき、何を指針にすればよいのでしょうか?聖書は、まさに人生の道しるべとして私たちを導いてくれます。詩篇119篇105節には「あなたのみことばは私の足のともしび私の道の光です」とあります。みちびきが物理的な道を照らすように、聖書のことばは心の道を照らし、正しい方向へ導いてくれるのです。


 技術が進化し、社会が便利になる中で、私たちの心の道しるべとして聖書を読むことは、人生に深い意味を与えてくれます。みちびきが車を目的地へ導くように、聖書が私たちの人生を導いてくれるのです。ぜひ、一度聖書を読んでみませんか?きっと、新たな気づきが得られることでしょう。


#(2025年 通巻493号)

 
 
 

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