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拓銀破綻から20年②
前回は20年前の北海道拓殖銀行の破たんをテーマに、組織の上に立つ人のあり方を考えました。今回は組織の下で働く人たちのことを考えます。 「たくぎん」の破たんの原因としては、当時、不動産投資などを積極的に行っていた行内部門の暴走を止められなかった組織の問題が上げられることがあ...
2018年2月18日読了時間: 2分
小さな声を聴く
最近、「覆面リサーチ ボス潜入」というノンフィクションリアリティショーのテレビ番組を見始めました。この番組では、大企業の社長が、かつらやメークなどを使って、自分だと分からないよう変装し、研修生などと名乗って、一般社員と共に仕事をします。たいてい、4人の社員とそれぞれ一日ずつ...
2018年1月14日読了時間: 2分
「額の中に救世主はいない」
「あなたが苦しむことなく 成功したとしたら 誰かがあなたの代わりに 苦しんでくれたのです」 冬の朝 ふるえながら行った教会で 聞いた話 胸のおくが じいんとあたたかくなった 今もまだ あたたかい 星野富弘さんの詩画集の中から「水仙」の一篇です。この詩の中の「誰か...
2017年12月16日読了時間: 2分
「自分の目から梁を取りのけ」
私は80代の両親と暮らしています。母は健康に恵まれハツラツとしていますが、父は耳が遠く、また記憶力や判断力も弱ってきているので、3人で一緒に話をしていてもよく頓珍漢なことを言って、それが耳が遠いせいなのか、それとも記憶力や判断力が弱っているせいなのか分かりません。ですがそれ...
2017年10月28日読了時間: 2分
「今、私にできることは何」
昨年7月に札幌で開催された「星野富弘・花の詩画展」を思い出しています。星野さんの最新の詩画集「足で歩いた頃のこと」を手にしました。その中に「大切なもの(バラ)」の詩画があります。感動の一篇です。 たくさんありすぎて ひとつを選べない いちばん大切なものが わからない...
2017年10月21日読了時間: 2分
「人はなぜディズニーランドに惹きつけられるか?」
とても人気があって人を惹きつける店や商品!どうして、人はその店、商品が気に入ってしまうのでしょうか?提供される品質が良いことは、人気の条件の1つです。しかし、品質以外にも大きくヒットしている店、商品には共通する条件があります。それは、人が思っている期待のさらに上のものを提供...
2017年9月2日読了時間: 2分
「神の与えた賜物」
筆者がこのパンフレットを執筆している今日、将棋の世界では、藤井聡太四段がプロ棋士となって、公式戦29連勝を成し遂げ30連勝を目指している頃です。彼が14歳であることも驚きですが、どこまで連勝をのばすのか楽しみであり、期待したいと思います。...
2017年7月29日読了時間: 2分
「人知れず働くことの大切さ」
長年、機械系の仕事をしてきた私は、自分が選定し納めた部品が、今も無事に動いているだろうかなどと時々心配に思うことがあります。一つの仕事を完成させるために、会社のいろいろな組織と細かな連絡調整を行いましたが、その過程で、決して目立たないけれど「縁の下の力持ち」と言われる人達に...
2017年7月8日読了時間: 2分
「人に与えることの素晴らしさ」
皆様の会社の先輩の中には、なかなか仕事を教えてくれない人っていませんか?「質問しに来い」とか「技術は盗むものだ」と言ってなかなか教えてくれない人、「どうして自分で学ぼうとしない」と怒っている人も・・・。でも、それって、良いやり方なのでしょうか?...
2017年4月22日読了時間: 2分
「良いわざに励むために」
2017年度になりました。筆者が暮らす札幌市もようやく暖かくなりつつあります。春めくこの季節は職場では人事異動などで新しく配属された方や、新人を迎える季節ですね。 この時期の心がまえとして、以前に読んだパンフレットを思い出していました(2016年3月20日発行「古くて新しい...
2017年4月8日読了時間: 2分
「遺産相続争いに見る自分の姿」
先日NHKのあるテレビ番組を見ました。親が残した財産を分ける際のトラブルについての番組でした。初めは興味本位で見ていましたが、仲が良いと思われた家族がお金の問題となると、骨肉の争いとなる姿に愕然となりました。しかしそこには、次第にひきこまれている自分の姿もあったのです。...
2017年3月11日読了時間: 2分
「小さな事に忠実に」
先日、私の職場で採用希望者の選考がありました。書類選考で選ばれた方々の面接があり、私もその場に立ち会いました。 多数の方が書類選考の段階でふるい落とされ、面接までの狭い門をくぐりぬけてきたのはわずか十数名の方々でした。面接を経て合格となれば、少なくとも数年間は一緒に仕事をす...
2017年2月11日読了時間: 2分
「人に仕えるこころ」
先日 、「しもべの心を持つ経営者」 というテーマの講演会を英国で最も長い歴史を持つ投資会社で250人のスタッフを統括し22兆7千億円にものぼる運用資産の管理を担う最高経営責任者(CEO)P氏から聞く機会がありました。 キリスト者である氏自身がビジネス現場での体験を通して実践...
2016年11月12日読了時間: 2分
「しもべの心」とは
ホープ・フォー・ビジネスのパンフレットで時々とりあげられるテーマに「サーバント・リーダー」という言葉があります。 「サーバント(servant)」とは辞書を引くと、「使用人」「召使い」の意味とあります。「リーダー」と「召使い」とは一見すると反対の言葉のように思えますが、ここ...
2016年9月3日読了時間: 2分
「衝突してしまったら…。」
残念なことですが、私達は、家庭であれ、職場であれ、人と衝突してしまうことがあります。その時、各々がどんな対応をするかにによって、解決へ向かうか、更に悪化するが決まってきます。聖書には次のような言葉があります。 「激しやすい者は争いを引き起こし、怒りをおそくする者はいさかいを...
2016年8月6日読了時間: 2分
「激しい変化に対処するには」
先日、ある研修に出席したら、技術の進歩の速さについてのプレゼンテーションがありました。例えば、インターネットに接続している機器のことですが、1984年には1000機器に過ぎなかったのが、1992年には、100万機器に増えたそうです。これだけでも驚きですが、2020年までには...
2016年5月28日読了時間: 2分
「向こうから来られた方」
筆者が執筆中の今、熊本県、大分県を中心に地震が頻発しています。多くの人の命が失われ、地面が揺れることに対する不安や恐怖は、計りしれない精神的・肉体的苦痛を与えています。一日も早い回復や復興を願いながら、「人生とは、生きるとは、人の命とは」について考えてみました。...
2016年5月14日読了時間: 2分
「仕えるリーダー」
新しい年度になり早くも一月が過ぎようとしています。異動などに伴い新しい体制で仕事をスタートさせた職場も多いのではないかと思います。人材の異動はさまざまなメリットをもたらしますが、時にベテランを送り出すという痛手をこうむることもあり、職場では、責任をもって与えられた人材を育成...
2016年4月23日読了時間: 2分
「古くて新しい転勤対策」
今は正に引っ越しシーズンですね。大勢のサラリーマンが辞令を携えて新しい職場へ移るからです。家族も一緒に引っ越す場合は、家族全員が新しい土地で新たな人間関係を築かざるを得ないことになり、転勤する側、受け入れる側の両方が緊張感を覚えるものです。...
2016年3月19日読了時間: 2分
「たとい、だれも見ていなくても」
良い行いをすると、誰かにそのことを話したくなる、という経験は誰にでもあると思います。例えば、地下鉄で座っているとお年寄りが乗ってきたので席を譲ってあげたこととか、道端にごみが落ちていたので、それを拾ってゴミ箱に捨てたこととかを、誰かに知ってもらって褒めてもらいたい、という気...
2016年3月5日読了時間: 2分
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