「あなたの代わりはいない」
- 2 日前
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医療の現場で働いていると、人間の体がどれほど絶妙なバランスの上で成り立っているかに、日々驚かされます。
例えば、私たちの体内にはその働きを維持するために数千種類の「酵素」が存在しています。そのうちのたった一つでも働きが弱まったり失われたりするだけで、全身に不調を引き起こし、時には命に関わる病気につながることもあります。普段は存在すら意識もしないような小さなパーツが、実は体全体の健康をしっかり支えている―人間の体は、知れば知るほど不思議で神秘的です。
日々の仕事や慌ただしい日常の中で、目立つ人や優秀な同僚と自分を比べてしまい、「自分なんて大した役割を果たしていないのではないか」「自分の代わりなんていくらでもいるのではないか」と、ふと寂しさや虚しさを感じてしまうことはないでしょうか。
実は聖書にもまさにこうした「人間の体」を例えにして、人の役割や存在価値について語っている有名な言葉があります。
「目が手に向かって『あなたはいらない』と言うことはできないし、頭が足に向かって『あなたがたはいらない』と言うこともできません。それどころか、からだの中でほかより弱く見える部分が、かえってなくてはならないのです。」コリント人への手紙第一12章21~22節*
聖書が語る神様は、私たち一人ひとりを「絶対に代わりのきかない、尊い存在」として見ておられます。華やかな表舞台に立つ役割ばかりが重要なのではありません。あなたという存在がいるからこそ成り立っている場所(職場、家庭、地域)が必ずあります。
自分の存在意義に悩んでいる方、職場で自分の価値を見いだせずに少し疲れてしまった方。聖書には、そんなあなたにこそ届いてほしいメッセージが詰まっています。ぜひ一度、お気軽に教会の扉を叩いてみてください。あなたのお越しを心からお待ちしています。
*聖書 新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
(2026年 通巻519号)




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