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「あなたが燃え尽きてしまう前に」

 『あなたが燃え尽きてしまう前に』(ウェイン・コデイロ著)というリーダーシップに関する本には、次のようなフレーズがあります。「あなたの責任範囲を明確にすることが、あなたの働きを救う」。誰でも仕事や生活の中で心配な事を見つけますが、だからといってすぐに行動を起こすことが正しいとは限りません。


 聖書にもこのような印象的なことがあります。「自分に関係のない争いに干渉する者は、通りすがりの犬の耳をつかむ者のようだ。」(詩篇26:17)


 このパンフレットを書いている今日も、私はある人から相談を受けました。彼は私と異なる組織に属していますが、その中で人間関係がこじれており、しかも彼の振る舞いによって状況が悪化していました。私は彼とその組織のことを憂慮しますが、その一方で、この問題は彼自身が解決に向けて取り組むべきだと思っています。少し冷たく聞こえるかもしれませんが、私自身はその問題に関わるべきではないと判断したのです。もし私がそれに取り組めば、自分の果たすべき責任を十分に果たせなくなるからです。誰でも自分の優先順位を決めて、それに従って行動すべきです。できることは際限なくありますが、全てに手を付けるなら、結局何も成し遂げられません。


 皆さんはいかがでしょうか。自分の優先順位を正しく把握しておられるでしょうか。上記の本では、優先順位を決めるには、「まずあなたにしかできないことを考えよ」と勧めます。既婚者であれば、あなたしか夫・妻の役割を果たせません。子供がいれば、あなただけが父・母なのです。仕事上でもあなたにしかできない役割があるでしょうし、実際に取り組むのは他の人達であったとしても、その責任があなたにある場合もあるでしょう。自分の優先順位を決めるのは簡単なことではありませんが、自分の果たすべき責任を果たすために不可欠なことです。


 最後に、私達にはそれぞれ自分の人生の生き方や、自分の死んだ後の行き先を考える責任があります。あなたに代わって決められる人はいません。この機会に是非考えてみませんか。ご連絡お待ちしています。


(2020年 通巻388号)

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