「生きる意味とは何か?」
- Masato Ujiie
- 9月20日
- 読了時間: 2分
2011年に始まったホープ・フォー・ビジネス (HFB)のパンフレットサービスは、次回で500号となります。
14年以上の間に様々な人々によって、永遠のベストセラーである聖書からビジネスに役に立つ知恵が紹介されてきました。数々の原稿の中で、筆者の心に残っている一つの原稿を紹介します。「意味のある人生」(2017年 通巻279号)という原稿です。 その原稿には、「『生きる意味』を知ることが人間にとって欠かせないことであり、何よりも、『関係』と『愛』において、その意味を発見することができる」ということが書かれていました。
また、「神様が人間を愛してくださっていることの不思議さを覚える中で人生の意味を発見することこができる」ということも書かれていました。
イエスは、最も重要な教えについて問われた時に、次のように答えました。
”『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』”マタイの福音書 22章 37節、39節
隣人を愛するという教えは分かりやすいでしょう。では、「神、主を愛する」とはどういうことでしょう。次の聖書の言葉にその答えがあります。
"神の命令を守ること、それが、神を愛することです。神の命令は重荷とはなりません。" ヨハネの手紙第一 5章 3節
"私たちが御子イエス・キリストの名を信じ、キリストが命じられたとおりに互いに愛し合うこと、それが神の命令です。"ヨハネの手紙第一 3章 23節
神様が人間に期待していることは「互いに愛し合う」ことである、と教えられています。神様が人間をデザインして創ったのは「互いに愛し合う」ため、お互いに愛を表現し合うためであることがわかります。
競争社会にあっても、日常が無味乾燥と思えても、一輪の花のように人を愛する心を忘れないでいたいと思います。「互いに愛し合うこと」ここに、本当の幸せ、本当に心が満たされる鍵がある、と聖書は教えています。今日も明日も、そしてこれからも、人の知恵を超えた「聖書」に表わされた愛と希望の言葉を心の糧としたいと思います。
(2025年 通巻499号)
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