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「「小さな誠実さ」が2026年を輝かせる」

  • 執筆者の写真: Masato Ujiie
    Masato Ujiie
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

 

新しい年が始まりましたが、この時期は何かと目標を立てる機会も多いものです。年始にあたって、「今年こそは!」と新しい決意を胸にしている方も多いのではないかと思います。目標の立て方といえば、メジャーリーグで驚異的な活躍を続ける大谷翔平選手が、高校時代に書いていた「目標達成シート(マンダラチャート)」がとても有名です。


 大谷選手がそのシートの中心に書いた最大の目標は、「8球団からドラフト1位指名を受けること」でした。しかし、その夢を叶えるための要素として彼が書き込んだのは、技術の練習だけではありませんでした。「ゴミ拾い」「道具を大切にする」「あいさつ」といった、誰にでもできるような「小さな行動」を、大切な習慣として並べていたのです。


 最も小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実であり、最も小さなことに不忠実な人は、大きなことにも不忠実です。(ルカによる福音書 16章10節)


 ビジネスの現場にいると、つい「新しい大プロジェクト」や「劇的な成果」といった、目立つことばかりを追い求めてしまいがちです。しかし、期限をきっちり守る、机の上を整える、周りの人に丁寧に挨拶をするといった、「小さな誠実さ」こそが、周囲からの信頼を築く土台になるのではないでしょうか。


 こうした「小さなことへの向き合い方」の大切さは、近年の心理学の研究でも明らかになっています。イリノイ大学の性格心理学の調査では、人生で長く成功し続ける人に共通する特徴は、高い知能や才能ではなく「誠実性(コンシェンシャスネス)」であると結論づけられています。これは「やるべき小さなことを、手を抜かずにきちんとやり遂げる」ということです。


 大谷選手がベンチのゴミを拾う姿は有名ですが、彼はそれを「人が捨てた運を拾っている」と考えて大切にしているそうです。ビジネスの現場でも、誰も気づかないような細かい部分にまで心を配り、目の前の仕事を丁寧に行うことが大切ではないでしょうか。「ちょっとした仕事」にどれだけ心を込められるか。その小さな積み重ねが、やがてマンダラチャートの中心にある大きな目標を現実のものに変えていくはずです。

  

(2026年  通巻505号)

 
 
 

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