「ゲートキーパー」とは?
- Masato Ujiie

- 2014年5月31日
- 読了時間: 2分
昨年1年間の全国の自殺者数は、2万7195人で、前年に続いて3万人を切ったそうです(北海道新聞2014年1月17日)。景気が悪くなった1998年から14年連続で自殺者数は、3万人台を記録していました。今回、4年連続の減少となり、市区町村単位で自殺を防ぐ活動に取り組んだ効果が出ている、とのことです。それでも、昨年の交通事故死者数4373人と比較して、まだまだ多い数字だと思います。
さて、「ゲートキーパー」という言葉をお聞きなったことはありますか?ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。ゲートキーパーが行う、ファーストエイド(応急手当)のポイントは、「り・は・あ・さ・る」で、「①『り』:リスク評価。②『は』:はんだんや批評せず話を聞く。③『あ』:あんしんや情報を与える。④『さ』:サポートを得るよう勧める。⑤『る』:セルフ・ヘルプ。」だそうです(参照:内閣府ホームページ「自殺対策」)。
悩んでいる人に、なかなか近づきにくいと思われる方が多いかもしれません。また自分自身が悩んでいる時、周りの人に相談しにくい雰囲気があるかもしれません。
聖書には「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイの福音書11:28)と書いてあります。疲れている時は、まず休息が大切ですが、この「わたし」とは、イエス・キリストのことです。イエス様が、私たちを休ませてくれるというのです。イエス様は、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援をしてくれます。イエス様のところに行くということは、イエス様に信頼を置き、イエス様に聞き従うことを意味します。HFBでは聖書研究サービス(無料)を通して、イエス様を信じることの意味について紹介しております。また「HFB聞き屋」(無料)も行っておりますので、「ゲートキーパー」として、お役に立てたらと思います(参照:HFBホームページ)。お気軽にお申し込みください。
(2014年 通巻145号)




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