「ストローク」の力」
- Masato Ujiie
- 22 時間前
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「ストローク(Stroke)」には、様々な意味があります。心理学用語にも使われます。人とのコミュニケーションから得られる精神的な刺激のことをいいます。プラスの「ストローク」は、人との交流における肯定的な反応や関心の表現を指す言葉です。
たとえば、笑顔、励ましの言葉、軽い頷きなどの行為が「ストローク」とされ、人間関係を円滑にする大切な要素とされています。
家庭なら、子供に「今日も頑張ったね」と声をかけたり、パートナーに「ありがとう、手伝ってくれて助かったよ」と感謝を伝える。これが家庭内の信頼と絆を深めるストロークになります。職場なら、同僚に「素晴らしいアイディアですね」と称賛を贈ったり、「お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします」とクッション言葉を添えて依頼をする。
これで職場の雰囲気を和らげる効果があります。学校なら、学生に「よくやったね、成長を感じるよ」と褒めたり、友達に「いつも相談に乗ってくれてありがとう」と伝えることで、学びや友情が育つ環境ができるでしょう。聖書には次のことばがあります。
「互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。」エペソ人への手紙 4:32
「親切なことばは蜂蜜。たましいに甘く、骨を健やかにする。」箴言 16:24
「互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。」テサロニケ人への第一の手紙 5:11
聖書は全体を通じて私たちが互いに愛し合うことを勧めています。愛を示すことは、私たちに与えられた人生における大きなミッションの一つではないかと、聖書を読んでいて思います。どんな環境でも、相手を気遣う言葉や行動がプラスに働く役割を果たすでしょう。身近な場面でぜひプラスのストロークを活かしてみてください。
#(2025年 通巻494号)
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