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「熊のニュースを見ながら」

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

 日本漢字能力検定協会が主催する「今年の漢字」、2025年は「熊」でした。近年、野生の熊に襲われるケースが東北・北海道を中心に急増し、環境破壊との関連が指摘されています。筆者の職場から見える山林にも昨秋、熊が出没し、駆除されました。身近に危険が迫っている感じがして、帰り道で出会ったらどうしようかと、ビクビクしました。冬眠しない熊の情報を見ると、冬でも油断できません。


 なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。せっかく保護してきた動物がいなくなると、心が痛みます。環境破壊の問題が深刻化し、もう元に戻らないのではないかという不安があります。人間が自然に対して傲慢に振る舞うようになったのは、キリスト教を基にした西洋文明のせいだ、という声が聞かれます。確かに聖書によると、熊もまた神の被造物です。聖書の初めの「創世記」には、以下のような記述があります。


 ~神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」~ 

(創世記 1章27-28節)*


 神は人に向かって「地を従えよ」「すべての生き物を支配せよ」と命令していますが、自分勝手に使っていいとは言っていません。神が委ねてくださったこの世界を、人間は正しく謙遜に治める役割を求められていました。熊も含めた被造物の苦しみは、本来の人間の使命から逸脱した、罪の結果です。


 熊のニュースを見ながら、人間に与えられた責任の重さを実感しました。人間は罪の結果を、完全に負うことはできません。そこに神が、イエス・キリストを遣わし、十字架で罪を負ってくださったのです。熊にも望みがあります。聖書の中に、その望みを、いっしょに探してみませんか。


*聖書 新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会


  (2026年  通巻509号)

 
 
 

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