何をやっても長続きしない人のことを「三日坊主」と言いますが、私は3日で飽きるとまでは行かなくても、何をやってもなかなか長続きしないのが自分の駄目なところです。中学入学後に始めた部活は3ヵ月で止めてしまいました。大学卒業後に勤めた会社は2年で辞めてしまいました。最近始めた韓国語は1年足らずで止めてしまいました。「継続は力なり」を座右の銘と言いながら、全く実行できていないのは反省しきりで、どんなに辛いと思っても、しばらく我慢して続けなければ、実を結ぶものも結ばないでしょう。
実は聖書にも次のようなたとえ話があります。「ある人が、ぶどう園にいちじくの木を植えておいた。実を取りに来たが、何も見つからなかった。そこで、ぶどう園の番人に言った。『見なさい。3年もの間、やって来ては、このいちじくの実のなるのを待っているのに、なっていたためしがない。これを切り倒してしまいなさい。何のために土地をふさいでいるのですか。』番人は答えて言った。『ご主人。どうか、ことし1年そのままにしてやってください。木の周りを掘って、肥やしをやってみますから。もしそれで来年、実を結べばよし、それでもだめなら切り倒してください。』」(ルカの福音書第13章6節~9節)
何事も一朝一夕に結果が出るものではありません。しかし、そのことは誰もが知っているのですが、自分の力でどんなに頑張っても、いつか力尽きて続けることができないのも人間なのです。だからこそ、聖書は神を神として認めて神の助けを得る生き方を勧めているのが先にあげた聖書の話です。皆さんも、今やっていること、目指して関わっていることの「実を結びたい」と思いませんか。是非聖書をお読みになって、あなたの人生を常に助け力を与えてくださる神さまに頼り、神さまのことばである聖書に励まされながら続けてみてはいかがでしょうか。
(2016年 通巻233号)
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