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「勇気と希望をあたえるロングセラー」


 読書の秋、最近電車やバスの中で単行本を読んでいる人を見かけます。電子版の図書が普及してからは、文字を自由に拡大して、ページをめくる音も立てずに読書する人も増えています。

 先日ある新聞の読書欄の「絶望に寄り添ってくれる本」という見出しで紹介されていた本の中に、筆者自身が難病で入院、辛い闘病生活をした体験の中で出会った本を紹介していました。ロシアの文豪F・ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』と『罪と罰』です。この読書欄の筆者は「苦しさ・悲しさとの付き合い方を説き、無理に感情を切り替えるのではなく、その時の気持ちに浸ることも大事とうけとめた」と書いていました。

 ドストエフスキーは、ギリシャ正教徒として聖書を読み、聖書の記載内容に大きな影響を受けて数多くの大作を描き上げています。ドストエフスキー自身も苦しみの中で、魂の救いについて聖書に答えを求めました。

 聖書にはさまざまな立場の人々が登場しますが、貧しくもたくましく生きる人々も描かれています。人が遭遇する苦難や人生の目的などが記され、時代を超えて人々に高いモチベーションを与え続けている聖書は、世界中の言語に翻訳されたロングセラーの書物です。先ずは、身近な新約聖書から読むことをお勧めいたします。

 「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。」(コリント人への手紙第二1章4節)


#(2018年 通巻336号)

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